日本の冬には欠かせないこたつ。
こたつといえば、昔はどこの家庭にも1台はあった重要な家電でしたが、最近では、エアコンで室内温度を調整する人も多く、ホットカーペットや床暖房などの利用者もどんどん増えています。
大きくて重たいこたつが不要になり、処分を考えている人も多いことでしょう。
こたつは電気の部品がついているし、本体の素材も木製と金属が混ざってるし、天板はかさばるし、粗大ゴミとして捨てていいのか?どうやって捨てたらいいのか?悩みますよね。
そこで今回は、粗大ゴミとして出せるこたつの種類と出し方を詳しく説明します。
大阪市粗大ゴミのこたつの処理手数料
こたつは200円で回収してもらえます。
こたつの天板と足がついている本体、ヒーターの電気部分、コードなど全部まとめて200円です。
天板が正方形、丸、長方形、楕円形など、どのような形であっても、「こたつ」と名がつけば1台200円で収集してもらえます。
ちなみに、こたつの天板は「板」として粗大ゴミに申し込むと、たて+横+厚みの3辺の合計で料金が決まりますが、「こたつの一部」として申し込むとサイズに関係なく200円で収集してもらえます。
200円:たて+横+高さの3辺の合計が150cm未満
400円:たて+横+高さの3辺の合計が150〜200cm未満
700円:たて+横+高さの3辺の合計が200〜250cm未満
1000円:たて+横+高さの3辺の合計が250cm以上
大阪市粗大ゴミ収集のこたつの種類
●ひとり用こたつ
●猫用こたつ
●ダイニングこたつ(ダイニングテーブルがそのままこたつになるタイプ)
「こたつ」と名のつく品物であれば、素材・サイズに関係なく1台200円で回収してもらえます。
大阪市粗大ゴミのこたつの出し方
粗大ゴミ処理手数料券は、一番目立つ場所に貼り付ける
こたつは天板、本体、足、ヒーター部分、ケーブルなどのパーツがたくさんあります。それらをまとめて「1台のこたつ」と定義されます。
こたつにはパーツがたくさんありますが、粗大ゴミ処理手数料券は、一番目立つ場所の天板または本体に貼り付けましょう。
こたつに使用するこたつ布団は取り外す
こたつに使用するこたつ布団は取り外します。こたつ布団は「布団・毛布類」の対象品目ですので「布団・毛布類」として申し込みします。
>大阪市粗大ゴミ収集の布団の出し方は?4枚まで200円で回収可能
こたつは分解しても分解しなくてもOK
こたつは解体しても、解体しなくてそのまま大きな状態でも回収してもらえます。 こたつを分解して足を外したりするとコンパクトになりますが、ゴミ手数料は足を外しても外さなくても金額は200円で変わりません。
バラバラにならないようにまとめて置く
こたつの足を外した場合、粗大ゴミ置き場でこたつの天板と本体と足部分がバラバラにならないようにまとめておきます。
分解したこたつを置く場所がバラバラになって、手数料券を貼った天板だけが回収されて、そのほかが置き去りになってしまった…ということにならないように取り外した足は透明のゴミ袋に入れて本体にくくりつけておく、テープで止めておくなどしておきます。
雨が降ってもはだかのままで出す
こたつは電化製品ですが、雨が降っても指定のゴミ置き場にはだかのままで出しておきます。
こたつをひとりでゴミ置き場まで持っていけない場合
一人暮らしの近隣にゴミ出しを手伝ってもらえる知人がいない場合や
高齢の方や体が不自由な方など、
ひとりでこたつをゴミ置き場まで運べない方もいらっしゃるでしょう。
大阪市のゴミ出しには、ふれあい収集という環境局の職員さんが
無料で粗大ゴミを持ち出してくれるサービスがあります。
ふれあい収集についてはこちらの記事を参考にしてください。