やたらとかさばるベッドをどうやって捨てようか悩みますよね。
ベッドは毎日の睡眠に必ず使う家具なので、使用しているうちにガタがきます。また、子供の成長に合わせてベッドのサイズも大きいものに買い替えが必要です。引越し先の部屋に入らないという理由で処分する人もいるでしょう。
大阪市ではベッドは粗大ごみとして回収してもらえますが、ベッドは家財道具の中でも特に大きな品物で、一人で運ぶことはほぼ不可能です。家の中から粗大ゴミ置き場まで持っていくのも一苦労しますよね。
今回は、粗大ゴミとして出せるベッドの種類と出し方を詳しく説明します。
大阪市粗大ゴミ収集のベッドの種類
ベッドの対象となる品物
●木製シングル・セミダブル・それ以上のサイズのベッド
●金属製シングル・セミダブル・それ以上のサイズのベッド
●パイプベッド
●折りたたみベッド(木製・金属製)
●引き出し付き収納ベッド(木製・金属製)
●宮付きベッド(木製・金属製)
●2段(3段)ベッド・ハシゴ付き
●すのこベッド(すのことベッド本体が一体型のもの)
●畳ベッド(畳とベッド本体が一体型のもの)
●介護用ベッド
●電動ベッド
●マットレスタイプのベッド(脚が木製・金属製)
●ベビーベッド
●ソファーベッド
●リクライニングベッド
ベッドと名のつく品物であれば、
素材・サイズに関係なく
1台1000円で回収してもらえます。
※ベビーベッドは小さいものなら、
たて+横+高さの合計が250cm未満の場合もあります。
その場合は、ベッドの一律料金の1000円ではなく
250cm未満の700円で引き取ってもらえますので
サイズを申告してみるといいですよ!
ベッドの対象とならない品物
●ボンボンベッド(ビーチベッド):折りたたんだ状態で3辺のサイズを測って料金が決まります。
●ハンモック:折りたたんだ状態で3辺のサイズを測って料金が決まります。
●ヨギボー:ビーズクッションのベッドサイズほどの大きなもの。3辺のサイズを測って料金が決まります。
●エアベッド:空気を抜いた状態で3辺のサイズを測って料金が決まります。
オペレーターさんと要相談のベッド
●ロフトベッド:ベッドがロフトのように天井近くになり、ベッドの下に机や収納を組み合わせた対応のベッドのこと。ベッドと机などが取り外しできない一体型のものと、それぞれが独立した家具として使えるものがあるため、料金が一律1000円で収集してもらえない可能性があります。
●ウォーターベッド:構造が特殊なため、排出方法などをオペレーターさんと相談する必要があります。
大阪市粗大ゴミのベッドの処理手数料
ベッドは1台1000円の手数料で回収してもらえます。
ベッドを小さく解体しても、解体せずにそのままの形でも、サイズに関係なく1台1000円です。
大阪市粗大ゴミのベッドの出し方
ベッド本体にマットレスがついている場合
ベッドにマットレスがついている場合、マットレスは取り外します。マットレスがベッドの本体と一体化して取り外しができないものは、そのままマットレスがついた状態で出すことができます。
ベッドは解体してもしなくても手数料は1000円
ベッドは解体しても、解体しなくてそのまま大きな状態でも回収してもらえます。 ベッドを解体して部品に分けたら多少コンパクトになりますが、実はベッドの粗大ゴミ手数料は細かく解体してもそのままの大きな状態でも金額1000円で変わりません。
じゃあ、2段ベッドはベッド2つ分になるから、手数料も2倍かかるのかといえば、そうではありません。
2段ベッドは2段で1台のベッドとカウントされます。
しかも、2段ベッドのハシゴや、引き出し付きベッドの引き出しも、最初から本体ベッドの付属品としてついていたものについては1000円以上の料金はかからないんですよ。
ベッドを解体したらバラバラにならないようにまとめておく
ベッドを解体した場合、粗大ゴミ置き場にバラバラにならないようにまとめておきます。
置く場所がバラバラになって解体したベッドの手数料券を貼った一部だけが回収されて、そのほかが置き去りになってしまった…ということにならないようにヒモでまとめたり、テープで止めたりしておくといいですね。
解体済みベッドの一部だけをゴミに出すと手数料が高くなる可能性がある
解体したベッドのバラバラになった一部のフレームだけを出すときは、そのパーツのたて+横+厚みの3辺の合計で手数料が決まります。
例えば、木製ベッドの板状のフレームを4枚出すとします。
たてのフレームが2枚:190+30+3cm=223cm → 700円×2
横のフレームが2枚:95+30+3cm=128cm → 200円×2
このように、合計金額は1800円必要で、ベッド本体の手数料である1000円以上の料金がかかってしまうことになります。ですので、電話で粗大ゴミ収集の申し込みをするときには、「解体済みのベットの一部分」と申告すると1000円で回収してもらえます。
雨が降っても指定のゴミ置き場にはだかのままで出しておく
大阪市の粗大ゴミの回収車は、雨が降っても、多少の台風でも回収に回ってきてくれます。基本的な回収のルールとして、袋やカバーなどは不要で、はだかのままで出しておきます。
大きなベッドをひとりでゴミ置き場まで持っていけない場合
大阪市では粗大ゴミの収集は、家の中まで入って回収することができません。そのため、ひとりで粗大ゴミの置き場所までベッドを運んで置いておかなければなりません。
一人暮らしで近隣にゴミ出しを手伝ってもらえる知人がいない場合や高齢の方や体が不自由な方など、自力でベッドをゴミ置き場まで運べない方もいらっしゃるでしょう。
大阪市のゴミ出しには、ふれあい収集という無料で粗大ゴミを持ち出してくれるサービスがあります。ふれあい収集についてはこちらの記事を参考にしてください。